【商品説明】
バーンハウスの「スポットライト・シリーズSpotlight Series」は、その名のとおりソロ楽器をフィーチャーしたシリーズだが、ここ数年、ソロをいくつかの楽器の中から自由に選ぶことのできる編曲をそのシリーズに加えており、なかなか評判がよい。
この《愛の挨拶》は、そのシリーズの新譜。イギリス近代の作曲家エルガー(1857-1934)が1888年に恋人との婚約を記念して作曲し、彼女に贈呈した、ピアノとヴァイオリンのための美しい小品で、今日ではさまざまな楽器のために編曲され、広く演奏されている。
この編曲では、フルート、オーボエ、クラリネット、トランペット、アルト・サクソフォーン、ホルン、ユーフォニアム、それにヴァイオリン(!)のいずれかでソロが演奏できるようになっており、実際にはさらにバスーン、バス・クラリネット、テナー・サクソフォーン、バリトン・サクソフォーン、トロンボーンでもそのまま演奏が可能。曲の中でソロを交替してもよい。上級生全員が代わる代わるソロを担当してはいかがだろうか? お手本となるすぐれた録音や映像もたくさんあるので、よい勉強の機会となるに違いない。
クラリネットが3パートで、トランペット、ホルン、トロンボーンが2パートずつ。他はすべて各楽器1パート。打楽器はグロッケンシュピールのみ使われている。バンドは15~20名で十分に演奏可能。
(解説: 後藤洋)
BAR 2016吹奏楽新譜
Grade 3
Time 3:11